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心と体に滋養と自愛

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2009年 09月 03日

居続けること

居続けること_f0034014_2136648.jpg


この半年以上、全くの進展がない状態でも当ブログをご覧続けて下さった皆様へ。
なんのご連絡もないまま、ブログを放置し大変な不義理を働きました。
申し訳ありませんでした。

今後はこれまでの写真ブログの形態を取るのか、また別の形になるのか、それすらも整理出来てないのですが、まずは、書くことからはじめたいと思います。

今年始めに写真で喰ってくことをほぼ断念してから、ふてくされたまま過ごしていました。
断念しようとしたのは、両親のリタイヤにより家のローン支払がきつくなったことですが、、
それがこれまで忘れようとしていた、いや許そうとしていた、父親に対する幼少期よりの負の感情がとめどなく流れ出て、それをどう処理して良いのか分からず、悩んでいました。

父へのわだかまりの原因となったことは、そうですね、、ラジオ人生相談にあるような内容に近いです。具体例は公開はできません。

でも本当は父のことは好きなんです。
これまで父が私に与えてくれた愛情には、心から感謝しています。でも、許せなかったんです。
他人だったらどんなに楽だったことか。時折、自分が激しく感情的になる時に、あの血が流れているのかと思うと、その血を捨てたくなる時がありました。幼稚園年少の時に、こんな人間には絶対にならないと誓いを立てました。


でも、恨み続けるのは辛い。
どうすれば心の安定を得られるのか。
言って分かる人間じゃないです。ここ数年は聞く能力が衰えてきて、酒でやられているのか、老害かはわかりません。医者は断固拒否です。精神科医などはもっての他。

結局、というかこれまでも何回もそう結論を出していたのですが、答えは同じでした。
この人は変わらない。諦めるしかない。ただ、私がこの年になって一つ思えるようになったのは、病気と付き合う気持ちになれば良いのかなと。公の場でも、傍若無人な振る舞いをするのが恥ずかしくて、父との外出は本当に辛くて嫌な思い出です。下手すると、今でもお酒が入るとそうするかも知れません。

でも、今なら、これまで社会で修業をしてきて、あの激昂するDNAを確かに感じながらも、
それを抑えられるようになった私なら、父に接することが出来るかも知れない。

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写真は沖縄本島、聖地「斎場御嶽」の斜面です。
お盆休みに沖縄に一人旅に行ってきました。この地は太平洋戦争の戦災を逃れたそうです。
正直な感想ですが、沖縄本島南部は私には厳しい土地でした。
沖縄に行く前、唯一仕入れた情報が「ひめゆりの塔」一冊だったのです。
凄惨な過去が、沖縄にはありました。

by yagisix | 2009-09-03 22:40


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